いまや日本中の学校で当たり前のように作られるようになったクラスTシャツ。無地のお揃いTシャツを着るところから始まったこの文化も、年月を経てだいぶ定着してきた感があります。しかしこれだけ広がっても、いまだに着用していない学校も少なからずあるようです。その理由も無駄になるといった物から、校風にそぐわないという物までさまざまです。
確かにクラスTシャツは文化祭や体育祭といった行事で一度着用するだけですので、その点で無駄に感じる方もいるのでしょう。また、学校によっては校則に違反したり風紀が乱れるということで許可が下りないこともあります。その他にも、金銭面の負担が多かったり生徒からの反対意見が多くあがったことで、実施できないケースも少なくありません。しかし、そんな理由でボイコットしてしまうには惜しいほどのメリットがクラスTシャツにはあります。
まずクラスTシャツを作る段階でクラスメイト全員で相談する必要があります。そうして意見を出し合ってお互い会話のやり取りをすることで、クラス内にこれまでになかった交流が生まれるはずです。そんな風に、クラスメイト同士親睦を深めるきっかけ作りになる場合もあります。その他にも同じ衣装を着て一緒に応援したり行事に参加することで、チームワークが良くなる効果ももたらされます。
この先まだまだ付き合っていくクラスメイト同士、こういった形で協力関係を結んでいくのは悪いことではありません。クラスTシャツには、前述したようなプラスの効果も多いので可能な限り取り入れることをおすすめします。
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